社会性のある物語に主人公の閉塞感、A級然とした画作りに、キレキレのダンスまであるのに、なんでかな。まったく惹き込まれなかった。
歌と踊りが色々とジャマをしているのはもちろんなんだけど、それ以前の魅力のなさ。私との相性の悪さ。ノレないB級ホラーを見た時のダルさに似てる。
間のとり方やカットの繋げ方、順番、序破急の割合など、時間感覚が決定的にこの監督と私でズレてるんだと思う。
最後までタイミング外されまくって、ラストにママがサラッと歌い出した時はもう、え？マジで？ここも歌うとこ？って本気で思った。
まじめな映画なだけに、この間の悪さを誰かと分かち合いたいと本気で考えてしまった…。
あと、主人公すごいきれい。
