「60セカンズ」のような車泥棒+カーチェイスの映画と思ったのですが、実際はカーアクションをだしに使ったただのギャング映画でした。
盗んだ車は敵対するギャングの曰く付きの車で、止せばいいのに深みにハマる脳筋主人公の自業自得話なので魅力無し…。
髭のミスタービーンみたいなギャングのボスがクズで、悪党として良いキャラクターでした。
売りにしてるだけありカーアクションの頻度はそれなりにある。しかし、スゴいというほどの物でもなくインパクトは薄いです。
ラストはスッキリとモヤモヤが同時に来襲。解決したんだか新たな火種か…。
カーアクションとして観ると肩透かしですが、バイオレンス描写はなかなかなかなのでギャング映画として観るならそれなりに楽しめるかも知れません。