彼らは生きていた／ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールドのオムライスのレビュー・感想・評価

第一次世界大戦の元イギリスの兵士のドキュメンタリー、歴史の教科書では過去の出来事とだけ紹介され、戦場のリアルは描かれない、この映画には、当時を戦い、生き抜き、普通の生活に戻る虚しさも写し出されている。戦場には文明社会と呼ばれるものはなく、獣のような本能だけが存在する。生きるから死ぬかの2択のみ、さっきまで喋っていた友達が頭を撃たれて死んでいる。そんな状況が日常になってしまう、戦争の悲惨や残虐性を映し出した素晴らしい映画だった。