まちなか

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールドのまちなかのレビュー・感想・評価

3.7
#285 『彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』
※初見

これがセットではなくリアルだという現実

爆弾の地面の盛り上がりは映画かよってぐらい誇張されてる気がする

衣食住があまりに悪い環境で暮らすのは恐ろしいが、その環境に居ると人は慣れるのであろう。
そこに映っている兵士に悲観している様子はなく、
笑顔ばかりが見られる。
劣悪かつ、生死の狭間にいるのに、なぜこんなに嬉々としているのか。

全編インタビューで構成されているが、
話している人の姿が出てこない。
インタビューの声に当時の映像がインサートされていく。
新しい展開も興味深かった。

終戦後、祖国に帰ってきても職がなく、
兵士は雇用外だったという事実も意外であった。
兵士は国の英雄ではないのか。
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