ShinMakita

バイバストのShinMakitaのレビュー・感想・評価

バイバスト(2018年製作の映画)
2.1
PDEA薬物取締庁の女性刑事マニガンは、手入れ中に仲間を全滅させられた過去があり〈厄病神〉と呼ばれている。仲間の死は〈ユダ〉と呼ばれる裏切者のせいらしいが正体はわからない。そんな彼女が、新たなSWATチームに加わることになった。標的は麻薬組織のボス、ビギー・チェン。デラクレス捜査官の指揮の元、売人テバンを囮にチェンが潜伏するスラム村〈グラシア・ニ・マリア〉に入った一行は、アルファ・ブラボーの2班に別れて作戦を開始。ブラボーはデラクレスら数人でテバンの仲間に扮してチェンのアジトに入る。アルファはラクソン隊長率いる若手メンバーで、アジトの外に潜んで包囲する。アルファの一員として物陰に身を潜めたマニガンは、チェンの部下たちがこちらに目を光らせているのが気になった。もしや作戦が筒抜けに?と疑ったマニガンだが、時すでに遅く、アジト内のブラボーたちが身バレして射殺されてしまう。組織の兵隊たちの猛攻を受け退却するマニガンらアルファチーム6人だったが、スラム村の出口を塞がれ、妨害電波で携帯も通じず、孤立無援の状況に陥ってしまう…


「バイバスト」

設定はザ・レイドに近いけど、雰囲気はまさにフィリピン警察版のブラックホークダウン。麻薬組織とスラム住民たちに囲まれ、6人のSWAT隊員たちが決死の脱出に挑むサバイバルアクションです。
アジト包囲の緊張感と、戦闘開始からのノンストップぶりが凄まじい作品で見応えがありました。長いけど、時間を感じさせない映画です。美人のヒロインが顔面変形させてまで戦う姿に痺れますよ。
ShinMakita

ShinMakita