2019/劇場鑑賞72本目
未体験ゾーン2019制覇の旅 35/58
フィリピンでは巨大麻薬組織と警察部隊の攻防が続いていた。過去に所属していた部隊が壊滅させられた女性警官ニーナは、新たな部隊に編入する。そこで新たな麻薬組織撲滅作戦を遂行するが…というお話。
超皮肉麻薬戦争映画です。
久々に当たりきましたw
ナマニクさんが絶賛してたので楽しみにしてたんですが、その期待に応えてくれました。
物語は麻薬組織と警察の対立で、フィリピン版『ボーダーライン2』てとこでしょうか。アクションに振り切ってるので2に例えました。
抗争の構図は、(警察と麻薬組織)+スラム住民です。スラム住民は警察派と麻薬派で分かれてます。住民達が戦いに参加する分、抗争がホントにカオスになってます。
んで演出なんですが見所満載で素晴らしいです。
まず戦場となるのがフィリピンのスラムなんですが、そのセットが凄まじく作り込まれてます。狭くて迷路みたいに入り組んでて、その上高低差のある地形なんですよ。そこで住民やら麻薬組織やらが襲いかかってきます。もうカオスですよ。
それに加えて原色のライティングもよくてカオスみが深まってましたね。
1番の見所は、終盤のワンカットシーンなんですが、ニーナちゃん頑張ってました。相当練習してますよあれ。アクション量が多いのに高低差もあって何回トライしたんでしょうかw
あとキャラクターがしっかりしてて良かったです。特にニーナちゃんとヴィン・ディーゼル似の不死身ハゲがキャラ立ってました。
首チョンパはじめ、結構ゴアな格闘シーンもあるのでそのスジの方々も楽しますよ。