このレビューはネタバレを含みます
日本人として見るべき映画。
社会の授業で放送して欲しい。
当時は小学生で3.11はテレビがつまらなくなるという理由で嫌いだった。
それでも歳を重ねるにつれてあの日の重要性を知り、この映画を見て改めて地震の怖さと誰かのために頑張る人のかっこよさ、日本人の団結力を思い出した。
直接的に多くの死者を生んだ津波がフォーカスされがちだが、この人たちの努力があってこそ原発はこの程度で被害を抑えられたんだと思った。
映画として印象に残ったのはao弁を開けられなかった男たちのシーンだ。
決死の覚悟で挑み、100ミリシーベルトという基準ギリギリまで放射線を浴び、開けられなかったと謝る男。
家族を仲間を日本を救うために戦った男たちは本当にかっこよかった。
最後に
2024/1/1に能登半島地震が起こった。
2024/2/19現在ではもう能登半島地震のニュースを見ることも減ってきている。
きっと、俺の知らないところでこの映画の人たちのように戦って、頑張って立ち上がろうとしている人たちがいるのだろう。
その人達が1秒でも早く笑って暮らせる生活を取り戻す事を祈ります。