おもしろかった。
災害の恐ろしさ、当時まだ8歳とかで全く何が起きてるか理解してなかったし西日本に住んでるから何がどう大変なのか理解するにもすごく遠いように感じていたけどこれを見て理解しなければと感じることが出来た。
現場と上層部の衝突を描いた作品が私はすごく好きだが、あくまでそれはフィクションだから手に汗握るで済むが、これはノンフィクションであるから本当に恐ろしいと感じた。最初の方の総理が司令室に視察に来るシーンとか、自衛隊の空中放水のシーンとかも、海水注入の不純物の危険性で政府が止めようとするシーンも全部もし自分が被災者として直面した時もしそれで命が危ないとなった時本当に恐ろしいと感じた。
ただ、確かに当時の菅直人内閣の原発への対応は良くなかったとは聞くけど少し誇張も入っていたのではないかなと感じた。
演技に関しては本当に素晴らしかった。渡辺謙も佐藤浩市もすごく良かった。
特に佐藤浩市の演技が本当によかった。
後世に伝えるべき映画だと思った。
