福島第一原発事故発生時に決死で戦った作業員たちに終始、頭が下がりっぱなしでした。
現場の作業員はじわじわと忍び寄る放射能の恐怖だけでなく、突発的な建屋の爆発による瓦礫の落下にも怯えていた。
さらに何もせずとも胸が押しつぶされる思いなのに、核融合炉の水素爆発を防ぐためには、炉内の圧力を下げる必要が。
作業員は故郷や家族のために自身の命はないものと心に決め、手動でバルブを回して減圧する作業にあたりなんとか最小限の被害に抑えて込んでいただいたと思うと、心底感謝の気持ちが残り続けました。
内容は史実なので起伏はあまりないですが、
上の無茶な指示に渡辺謙がフルボルテージでブキギレまくっているので惹き続けられました。