月見

ホテル・ムンバイの月見のレビュー・感想・評価

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)
4.1
ただただ悲しい。

祈りとは。信仰とは。
報復は報復を生みやがて戦争だって起こる。
それぞれの正義を貫く筈がいつしか悪になっていることに気付けなくなっていく。いや、気付いていても組織がでかくなるほど止められなくなるのか。そして正義にこじつけることで信仰を守っていくのか。
そんなことはいけないことと誰もがわかっていても変わっていってしまうんだろう。
でも実際に自分の国がやられたら?家族がやられたら?報復は怖い。

いずれにしても無差別に人を殺すことに正義など無い。

どこまでが実話なのかわからないけどあの時命をかけて客を守ると決めた従業員と逃げることを選んだ従業員はその後どんな関係になるんだろ。
月見

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