イスラム過激派がムンバイで同時多発テロを決行し、立て篭り先の5つ星ホテルが舞台となった、
実際にあった事件を題材にした作品。
ーーーー主な感想ーーーーー
警察呼べ!
警察もうちょいか!?
警察まだ!?
警察遅くね…?
ちょ、警察何してんの….
警察いい加減にしろ
だめだこれ警察来ねーわ
もうおせーよ警察
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こんな感じです。
もう終始これに尽きる。
どうやらそういう大規模な部隊はニューデリーにあるらしく、
Googleマップで調べたらムンバイまで車で「25時間」でした。
約1400キロ。
飛行機だと2時間。
いやおかしいだろ…各地に駐屯地くらい用意しとけよ…
結局映画だと事件発生から約6時間で到着しました。
いやおせーよ。もうその事しか考えられなかった。
武装したテロリスト相手に従業員含め一般人が6時間も耐えるとか不可能だろ。
申し訳程度しかいない地元警察も映画だと活躍してたけど、あの人数でしかもハンドガンだから普通は太刀打ちできないからね。
現実問題はさておき、映画全体を通して緊迫感が凄まじい。
クローゼットのシーンやレストラン、地下室シーンなど息つく暇がない。
また、最期に男気を魅せたロシア人VIPはマルフォイのパパ。改心したんだね!
終始一貫してテロリストは無機質な殺人マシーンとして描かれるが、
人質の涙ながらのコーランを聴いて、見逃したテロリスト。
彼ただ一人、涙ながらに父に電話するシーンがある。
彼らも一人の人間なんだな、と考えさせられるものがあった。
幼い頃から思想を汚染され、道具として扱われてきた彼らもまた被害者なのかもしれない。
現実にあった事件とは思えないほど恐ろしい映画でした。怖いです。