事実に基づくお話でありながら、パニック映画としても凄く面白い！(表現はアレですが)
冷酷に描かれがちなテロリストたちも、この映画では戸惑いながらも実行していくあどけない少年たちでした。
水洗トイレに感動したり、女性のオッパイ触るのにすごく躊躇したり、豚肉食った食ってないでからかいあったり、親に電話して泣いたり…。
テロの根源には貧困がある。
以前観た個人的トラウマ映画「クーデター」と似ていますが、この映画は不思議とトラウマ的恐怖感が無かったです。
「クーデター」は怯える2人の子供と妻を連れて逃げ回る主人公に感情移入してしまい、親目線的に辛すぎたのだと思いました。
どこまで脚色なんだろう？と思ったけど、実際にあったエピソードが結構盛り込まれているようで、後半に出てくるTV生中継で電話しちゃった男の話とか本当のことのようです。
インド行ったことあるからわかるけど「機動隊がまだデリーにいる」の距離的絶望感、よくわかります…！
