ムンバイのホテルで実際に起こった事件を元にした映画。
主義主張の違いはあれど、テロという行為がいかに間違っているか、それはやっぱりある日突然無慈悲に命が失われるかもしれないという圧倒的な暴力性にあると思います。
この映画ではテロリスト側の主張はあまり描かれず、また描く必要もないと思いますが、誰が見てもこんなことは間違ってると思える理不尽な描写が良かったと思います。
また、命をかけて宿泊客を守るホテルの従業員たちの覚悟というか勇気も相当なもので。
最初から最後まで緊迫感抜群で本当に怖い映画でした。