ホテル・ムンバイのみやこんのネタバレレビュー・内容・結末

以前から観てみたいと思ってた映画。

実際あったイスラム教過激派組織のテロ事件の映画化。
毎日平和に生きていた人たちが、無差別に簡単に殺されていく描写に、無意識に歯を食いしばって観ていた。

足を負傷したテロリストの少年が、家族に電話してお金を受け取ったかを確認しているのが印象的。
こんな子供たちを洗脳して、殺戮者にした宗教が本当に憎い。
ホテルのトイレに驚くような貧しい少年の家族へ送金を条件に、犯罪者に仕立てる宗教が本当に憎い。
宗教って何なんだろう。

ホテルマンたちのプロ意識も、もちろん光っている映画なんだけど。
今、イスラム教のハマスとユダヤ教のイスラエルが戦争していることを考えると、この映画は後味悪い思いで観た。

映画のラストには首謀者のパキスタンはまだ捕まってないと出てたけど、2022年に身柄を拘束されたみたい。