このレビューはネタバレを含みます
2024.32本目。
ムンバイ同時多発テロを実話に基づいて作られた物語。テロ実行犯、ホテルの従業員、宿泊客たちを丁寧に描いており、とても考えさせられる映画。
一人一人に大切なものがあり、それはテロ実行犯にも当てはまる。イムランの電話で家族にお金が入ったか確認するシーン、イスラム教だとわかり殺せないシーン等、人間味を感じさせるシーンがあり、テロ実行犯にも正義があると感じさせる。
しかし、実際に起きた出来事は悲惨で、残酷な悲劇としか言えない。このような映画を観て、自分を見つめ直すとより良い世界になるのかなって。映画って素晴らしいじゃない。
また、従業員の「お客様は神様」という信念を多くの人が貫く姿はかっこよかった。実際のホテルの評価を見てもものすごく高く、行ってみたいなと思った。