Kan

ホテル・ムンバイのKanのネタバレレビュー・内容・結末

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

2024.32本目。
ムンバイ同時多発テロを実話に基づいて作られた物語。テロ実行犯、ホテルの従業員、宿泊客たちを丁寧に描いており、とても考えさせられる映画。

一人一人に大切なものがあり、それはテロ実行犯にも当てはまる。イムランの電話で家族にお金が入ったか確認するシーン、イスラム教だとわかり殺せないシーン等、人間味を感じさせるシーンがあり、テロ実行犯にも正義があると感じさせる。

しかし、実際に起きた出来事は悲惨で、残酷な悲劇としか言えない。このような映画を観て、自分を見つめ直すとより良い世界になるのかなって。映画って素晴らしいじゃない。

また、従業員の「お客様は神様」という信念を多くの人が貫く姿はかっこよかった。実際のホテルの評価を見てもものすごく高く、行ってみたいなと思った。
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