猪の造形は良いが、下ネタ多めのモンスターパニック映画。
数あるモンスターパニック映画の中で、猪を題材にした作品は非常に少なく、私の調べではおそらく3作しかない。
そんな3作の中で1番最新の作品。
言わずもがなB級映画だが、B級映画の割にやたら猪の造形が良い。CGも少なく、人形を使って撮っているのでB級映画にないリアリティがある。ドウェインジョンソンみたいなキャラと猪が真正面から殴り合うところは良かった。
ただ猪が後半まであまり出てこないし、めちゃくちゃ下ネタが多い。どのキャラも口を開けば、下ネタを言う始末。それがその後にストーリーに関わってくるかと思いきやまったくない。普通にキャラに腹が立ってくるので、猪にやられると割とスカッとした。
過剰な下ネタ表現は監督が好んで取り入れたと思うが、製作陣でそれを指摘する人はいなかったのだろうか。監督が猪突猛進で突き進んだというのであればテーマにあうが。
猪の造形が良かった分なんか残念。
