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空の下遠い夢のseapony3000のレビュー・感想・評価

空の下遠い夢(1963年製作の映画)
5.0
船乗る前からバイクにドラム積んで仲間と街を爽やかにバリバリ並走、例の笑顔でドラムを叩く和田浩治ことヒデちゃん。そしてやっぱし陰がありそなヤマケンも行く前からからチンピラに絡まれたり。壮行会みんなの演奏で見送られるハッピーなヒデちゃんと、仕事するため孤独にシンガポール向かうヤマケンが船上で意気投合…笑顔でみちゃうっつの。神戸からは和泉雅子乗船で楽しさマックス。男子ふたりのバスタブにベッドに記念撮影でプールへドボンの毛布で不貞腐れーの。ターキーPへの信頼度高まりながらパーティでは3人のサクラーサクラー。船員の杉山さんと待ち合わせて香港巡りで杉山さん幼い弟との別れ。シンガポールでマコはマコで訳ありの父親探し。嘘みたいな偶然であっさり父親は芦田伸介。陽光が差し込んでいた芦田邸がいきなり暗くなってスコール。再会のシーンの異様な演出、海外でも日活の夕日は姫田カメラ。いつもの脇役メンツが揃う海外で暮らす者たちの年イチパーティから怒涛のさまざまな別れ。前途を照らす平和へのメッセージ。3人のキャラクターばっちり活かされててほんとによかった。主題歌やってるし、ヒデちゃん歌うまいなーってことになってるけど相変わらずの不安定歌唱、ヤマケンの方が上手いって。野暮なこと言ってスンマセン。アマプラリクエスト有り難うございます!上映あったらもっと最高。
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