チリ独裁政権時代と、元ナチスの児童性愛者が作り上げたコミューンの社会問題をカリカチュアしたホラーというかマインドコントロール手法の映像というか。
それにしてもこのアートスタイルは思いついても完結させ…
初めてシュヴァンクマイエルを観たときのあの感覚。
悍ましい造形のストップアニメーションに、片時も目が離せない感じ。
ところどころ映る時計の進みの速さにこの作品に費やした膨大な時間と労力が垣間見える。…
荒々しく執拗すぎる終わりなきストップモーションに、もうやめてくれな圧倒とこの執着心は何事だ?!という好奇心と。モチーフとなったコロニア・ディグニアというカルトは解説を読んで初めて知ったけど、この真っ…
>>続きを読む言い表せないほどに衝撃だ。我々が知覚する世界とは何なのかという根底を打ち砕かれた気分。アニメーションという視点を通して現在に未来の痕跡を発見する。過去は未来を内包し、母性は父性を内包し、救済は断罪を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
© Diluvio & Globo Rojo Films, 2018