ゴムあたまぽんたろう

オオカミの家のゴムあたまぽんたろうのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
4.0
”製作過程を生で観ることが一種のパフォーマンス・アートであるという映画として考えると非常にエポック・メイキングなことをこの二人の監督は行ってきた。”

https://void.pictures/2021/01/27/the-wolf-house/

個人的には上記に尽きる。主体は流動的に変化していくパフォーマンス・アートで、ストーリーは後付けでくっついているくらいの印象。

今まで観たことがないユニークな映像を観れるとほとんどの人に保証できるはず。

ストーリーを追うには、キリスト教の知識があった方が楽しめるかも。

なお少女が逃亡したコロニア・ディグニダはかつてチリに実在したドイツ系移民のコロニー(今は宿泊施設?)で、想像を超えるレベルのクソだった。