サマータイムブルース

オオカミの家のサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
3.5
ジャケ写に惹かれて鑑賞

おおー、コレは凄い!!
一瞬で目を奪われました!!
なんという映像!なんという色彩感覚!
マリアの声が甘美で引き込まれる!!
マ〜リ〜ア〜の奈落の底に突き落とされるようなナレーション(オオカミ?)に誘惑される!!

ただし、最初の20分だけ、同じようなトーンでずっと続くので、途中で飽きて来ました
長い!!
映画は74分しかないのに、永遠に感じてしまいました

どうも私には芸術的センスと忍耐力が欠如しているようです
急遽前日に、行こう!!と決めてチケット取ったので、前目の席しか取れず、スクリーンを見上げる形になって、首が痛くなったせいもあるかもです
もともとその日は体調がすぐれず、見終わってから気分が悪くなりました
映像酔い?

シアターの男女比率は3:7くらい、ほとんど若者ばかり
おっさん1人(私)とおばさんも2人発見!!
きっと、芸大の学生さんとか、クリエイターの卵とかが見たら勉強になるんだろうな、卒論のテーマとかに最適かも
アート作品です

もし、コレが20分でまとまってれば、文句なくスコア5をつけたのですが・・・

フィル友さんからコロニア・ディグニダを調べて行くといいとアドバイスを受けたので、Wikiってから行きました
チリにこんな黒歴史があったんですねー、全く知りませんでした
その背景を知って見るのと、知らないで見るのでは、印象がだいぶ違ってみえそうです
胸が締め付けられるような、なんとも言えない悲しい気持ちになりました

非常にダークなファンタジーで、もはやホラーです
子供が見たら絶対泣く!!

世界観はとても好き
配信来たらまた見たい
その時は、お家のカウチでゆったり見ます