めめ

オオカミの家のめめのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
4.0
予備知識必須です。予習何もなしで見たら絶対寝ますし、全くもって理解不能です。
私はほんのりWikipediaを見たり、コロニアディグニダについての記事を何件か読んだだけですが十分でした。

まずストップモーションアニメの域を超えている気がする。言葉に出来ないけど物凄い表現だった。2Dと3Dの入れ替わりがぬるっとしてて独特すぎた。ピングーとかひつじのショーンみたいなの想像して観たら、ド肝抜かれます(ポスターの時点でそんな人いないと思うけど笑)しかしながら、私がストップモーションが好きな理由のひとつである効果音は、従来の物と同じように、すごく良かった!
1人の登場人物にたいして決まった顔・デザインがあるわけじゃなくて、概念で進めていく感じ。おもしろかった。でも観客が理解出来るようにはなってます。とにかく不気味です。
私はもともとカルトの記事を読んだりするのが好きなので、内容も楽しめました。モデルとなったコロニアが最近まで実在していたというのが本当に恐ろしい。作品内ではぼかしていたけれども様々な虐待が行われていた訳ですからね。
同時上映の「骨」
1901年のストップモーション映画が発掘されたという設定を、開始3分くらいまで信じて観ていました笑笑

ただ2本合わせてもちーと長いかな、、、、、
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