映画というより絵画を観てるような感じ。
ダリみたいな気持ち悪さがある。褒めてます。
普通のストップモーションアニメだと思ってたぶん衝撃がデカい。
語り口もかかってる音楽も穏やかなのに逆にそれがかえって不気味さをましてる。キャラクターとか家具が2次元、3次元を行ったり来たりしてて混乱してくる。夢想することが好きなマリアの視点で物語を見ているみたい。
後半、メイキング込みの映像になってるというか、キャラクターが目の前でぐちゃぐちゃに崩されていきながらシーンが変わるところとかも好き。
ただ結局何が伝えたかったのかが難解すぎた。理解するにはチリの独立後の歴史をちゃんと知っておく必要があるらしい。スペインの植民地だったぐらいしか自分は知らなかったから解説見るまで全然分からなかった。
「マ〜リ〜ア〜」が頭から離れない笑
