酷く途方もない手間をかけて制作された作品。何かしらの創作経験者なら、その手数の多さとかけた時間を考えるだけでクラクラしてしまうことだろう。まあこれだけでも1800円の価値はあるなと思えてしまった。
しかし内容は、あと5分長かったら眠っていた自信があるほど平坦で、淡々としている。思っていたほどの不気味さはないので、心地良いまどろみへ誘われる…。
別につまらないわけでも難解な訳でもなく、実際の団体の情報と、この映像がコミュニティのプロパガンダ映像ということを頭に入れておけばスッと頭に入ってくるだろう。
本編よりも同時上映「骨」のほうが難解だとは思わなかった…。