映画『オオカミの家』
チリのストップモーション・アニメ。監督は、クリストバル・レオン＆ホアキン・コシーニャ。
ピノチェト軍事政権下のチリ。最近よくこの事に関する映画を観ている、『コロニア・ディグニダ』について表現した作品。
山に囲まれたチリ南部。「助けあって幸せに」をモットーに暮らすドイツ人集落。
動物好きの少女マリアは、ブタを逃し厳しい罰を受け、森の中の一軒家に逃げ込む。
そこで出会った2匹の子ブタ、ペドロとアナ。
やがてマリアを探すオオカミの声が聞こえてくる。子ブタは恐ろしい姿に変わり・・・。
いやー凄まじい想像力。手作り感もいい。なんだろう？悪しき歴史への怒りと恐怖を感じる。
