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オオカミの家のtnkのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
3.5
コロニア・ディグニダを調べていて関連映画の上映を見つけて鑑賞。

未だにチリ、ドイツ両政府が調査をしていて、被害者への賠償が行われている中、アイロニーを孕んだ抽象的なストーリー・映像表現で驚いた。

子豚が人間になって、更にブロンド蒼眼へのメタモフォシスはゾッとしたと同時に、カルトの中の人間の心理や行動をシンプルに表現していて感心した。

思考がグルグル家の壁を回るのはまさにオオカミの家。
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