不必要な演出のせいで全てが台無しになってる。
全編通してフィルターを通した様なボヤけて色あせた画面効果。
ひたすら流される耳障りなドラム。
選手のセリフに被されるドラム。
テンポ悪く細切れにする場面の切り替わりの暗転。
臨場感という名のただの手ブレでふらつく映像。
無理やり引用するチームスローガン。
ゲーム差を示すため以外に絵的に意味のない試合シーン(中継映像)。
ひたすら不快…
お話的にもゲーム差やCSに着目して絶望を煽るあまり、前作までの選手の苦悩や喜びにフォーカスする場面が皆無。
苦しいシーズンだったけど、山下のサヨナラ、加賀とゴメスの引退、それを見送る松坂、井納のファームノーノー達成等、横浜ファンが観たい場面はたくさんあったはず。
カメラマンに向かって撮るな!って怒るチャモを観たいわけではない。
ただ青い空の下で楽しく野球する選手を観たかっただけなのに…。
映画館で観ての感想なので、BDが届くまでの暫定で。
音響等鑑賞環境が変われば印象が変わるかも。