このレビューはネタバレを含みます
綾野剛を観たくてカラオケ行こ!の後に観ました。
テンション感が真逆。
他人の影の1番濃い部分を見ることは怖いことだし、見るべきかと言われるとそうとも言えないが(逆にいえば見られることもとても怖い。)その人を全て知りたいと思う/知った気になるのならばその必要があるのだろう。
他人から日浅の話を聞くと、日浅が今野に対して特別な感情を持っていたのではと測ってしまうけれど、それだって実際に彼の一番濃い影の部分に触れていたわけではないので分からない。
私は今野がゲイだとわかっていながら結婚のコースに加入させていた日浅は心底冷酷だと思ったよ。
水の場面が多く描かれますが、この作品は夜の静かな小川のような映画だ。