大好きだった彼女の浮気と未練たらたらの思いを描いた終わりかけの青春ストーリー。
篠田知典監督×人気若手バンド「バレーボウイズ」による短編映画。
男の子目線なので全部は理解出来てないけど、ヒロインの田中怜子さんのナチュラルな可愛らしさはめちゃくちゃいい。
古くは広末涼子や田中美保が一部男はめちゃくちゃ可愛いって言ってるのに、女の一部はあんま可愛くないっていう論争が繰り広げられたあの絶妙感じのかわいさ。
私はこの手の顔めちゃくちゃ好きなんです。
だから「つい」浮気しちゃう彼女がこの子じゃなかったら、この作品の印象全然違ったかもな。
ずっと応援してても、ある時現実見てしまう女と、いつまでも夢を追いたがる男。
世の中に腐るほどあるちなみに普通のバンドマンこじらせ青春物語かと思いきやまさかのタイムリープが・・・これは意外でした。
主人公の怒りや葛藤は結局誰のせいでもなく自分に対するものだったんだと気づいた時のやるせなさ、これが青春の幕引き。
共学じゃないし、バンドマンの彼氏いたことないし、京都住んだことないし、私にとっては少し距離のある青春系なんだけど、主人公の勢いのある演技でそれなりに楽しめたから、共学だった人やバンドマンやバンドマンの彼氏いた人、そんでもって京都の学生だった人ならもっとリアルにヒリヒリできるのかもしれませんよ。
