なんだかよく分からないけどすごい映画を観た…
私はキャストで映画を選ぶことが多いので、好きな俳優が出ているからと見に行っても内容はそこそこだったってことが結構多い。チャーリー・プラマー目当てで見に行ったこの作品も、途中までというか、けっこう最後の最後まで、「今回ははずれだったかな～」という匂いがプンプンしていたけど、オチた…！！
登場人物のキャラクターが中途半端な見せ方だったり、ある人物はいやに勘鋭かったり、でも大事なとこで抜けていたり、嘘が見え見えだったり、やっぱりねってよくある展開だったり、音楽が中途半端だったり、画が微妙だったり、やけにふざけていたり……とまったくつかめないペースでくるから「これは脚本の穴なのか、演出の穴なのか。なぜこの映画を作ったんだろう」とまで考え始めていたところに、なんともいえぬ結末がきた。
「このためにわざと心地悪くしていたの…？」と、狙いなんだかまぐれなんだか全く分からないけど、気持ちの良い効果が見えてきた気がしてゾクゾク。
監督のダンカン・スキルズは何者なのか。情報が少なすぎて余計に気になる。天才か、凡才か…まったく見極めがつかないのだが、いずれにせよ次回作は気になる。
