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牧師といのちの崖のodyssのレビュー・感想・評価

牧師といのちの崖(2018年製作の映画)
3.0
【いい映画になりそうなのだが】

ドキュメンタリー。
自殺の名所を抱えている海辺の小さな町。
そこのプロテスタント教会に勤務している牧師。

自殺しそうな人がいると出かけて行く。
警察ともタイアップしている。

むろん、とりあえず自殺を思いとどまらせるだけでは不十分。
自殺未遂者が、社会の中で生きていけるようにすることが肝要。
つまり、なぜ自殺者が出るかというと、この社会の中で生きていけない、と思うからなんだよね。

こういう活動をしている牧師さんには、頭が下がる。
でも、自殺未遂者を完全に救えるわけではない。

それは仕方のないこと。
でも、このドキュメンタリーは貴重ではあるけれど、プライヴァシーへの配慮もあるので、核心に完全に迫れてはいない。

そう口で言うのは簡単だ、とは思うんだけど。
努力賞の映画ではあるのだけれど、秀作にはなり得ていないのが、惜しい。
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