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ドアロックのkissenger800のレビュー・感想・評価

ドアロック(2018年製作の映画)
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いつものことですが、コンビニの品揃えとか銀行員ルーティンとしての体操日課とか中の中クラスの賃貸住宅の調度とか、知っているようで知らないところが興味深い人間なので、わりと本題のほうを添え物のように見ていたところはありました。
オリジナル版とは視点が異なって云々という説明を目にしましたけど、いや江戸川乱歩の「人間椅子」「屋根裏の散歩者」(1925)あたりを小学生で履修している俺たちを舐めるなよ? と言いたくはある。つまりそこに暴力的な衝動を介在させる必要すら本当はないのに、男女の執着みたいな理由づけがなければ物語が成立しないのでは、って思っているのだとしたらキミたちはまだまだひよっこだな。という感想です。(謎のドヤ顔)
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