のっち

シーズン・イン・フランスののっちのレビュー・感想・評価

シーズン・イン・フランス(2017年製作の映画)
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公衆浴場が出てきて、myfffで見た『アハメッドの歌』を思い出しました。あちらも歌と難民が中心に位置する話でした。劇場で頂いたフリーペーパーに、難民受け入れの歴史があり、とても意義のあることをしている国なのだと理解が深まりますし、関連映画への知見も広がります。
映画自体は人の暖かさを感じるのですが、規則の壁が立ちはだかる作品でした。ラストシーンのやるせなさといったらなんとと言えません。あのシーンから撮り始めたそうですね。
彼女はいるものの、高架下で本にまみれた生活をしていた人がなんであんなことをしたのか。末路はどうなるのか。薄暗い現実に希望がほしいところです。
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