三つ目スマイリーのシンボルが印象深いお馬鹿SFモンスターコメディ。落下した隕石に付着した細胞が人類の歴史からは考えられないスピードでモンスターに進化していきアメリカをカオスに陥れていくというお話。
魅力はなんといってもモンスターのキモさ！洞窟内での多種混合はピクミンの生態系感あり弱肉強食な様子にハンターの暗黒大陸をミニマムに詰めた感じでワクワクさせてきます。モンスターの殆どがちゃちいCG、しょっぱいお色気と品の無い描写に下らないジョーク、だがそれが良いッ！危機感欠如したキャラ達は間抜けにも見えるし勇敢にも見える、トレマーズ感あります。冷静に考えると作中で起きてる事態はヤバすぎるんですが、そんな状況を跳ね除けるようなキャラ達のポジティブさは見習いたい。ネガティブ思考がエボリューションするヒントが本作にはある…？蟲蟲っとしてウジャウジャでグチャ〜で食欲を削いでくる内容ではありますが気怠い午後に昼飯を食いながらボケーっと鑑賞するには持ってこいの娯楽作。（ミミズ的な小虫が死んでる描写がムカつくほどリアルで嫌いだけど好き）
午後ロー録画吹き替え版での鑑賞でしたが、吹き替えならではの軽さが内容の馬鹿馬鹿しさを底上げしてるようなワードチョイスで良かったです。U-NEXTにあるのは字幕のみとのことで、もし都合がつくなら吹き替え版をお勧めしたいですね。
