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死が二人を別つまでのTOTのレビュー・感想・評価

死が二人を別つまで(1979年製作の映画)
3.5
愛し合って結婚、出産。
妻は働きたい、夫は反対し酒に溺れる。
規範を守ってたはずの結婚生活の歯車がどんどん狂い、妻は現実と理想のギャップに苛まされる、どこか不条理なメロドラマ。
東ドイツの検閲とアル中や性描写の相関が不思議面白かったり。
妻役カトリーン・ザースは『グッバイ、レーニン!』でダニエル・ブリュールのママ役の方。
上映後の講義で『Bürgschaft für ein Jahr』という作品でベルリン銀熊賞受賞後、東でちょっと仕事なくなったって話を聞いて切なくなった。
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