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死が二人を別つまでのENDOのレビュー・感想・評価

死が二人を別つまで(1979年製作の映画)
4.2
眠たいメロドラマだが、夫が狂い出す辺りからブーストされる展開。メソメソして怒鳴り散らしてアルコールに溺れる双極性障害だろ。酸を飲まされ、喉が潰れ安らかな関係になるのは『ファントム・スレッド』のよう。去勢された男との関係。カトリーン・ザースの幼女のようにも見えるが母性で乗り切ろうとする。しかし流石に自分より能力のない夫を受け入れるのは並大抵ではなく決壊していく。地獄からの着地は被害者と加害者が裏表になることでしか解決しないのか?
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