アップリンク吉祥寺で古川琴音を生で見れるの？というどうしようもないファン心理、ミーハー的なことで鑑賞。小柄かなあと思っていたら意外とそうでもなかったな。喋り方が可愛かった。さて映画。あくまでいい意味なんですが、学生の自主制作映画の匂いがぷんぷんするなかなかの２本でした。りっちゃんのほうは本当に作りが素直。あるひと夏の先生と生徒の恋物語。その一瞬にしかなかった至福を素敵なロケーションでスマートに描いていたと思いました。ショートショートの終わり方としても良かったです。春はいわゆるおじいさんと大学生の孫の生活を切り取った作品、年月とともに描かれるおじいさんの認知症の症状の変化とこれからを生きる孫の波長が絡み合ってなかなか良かったです。これがおじいさんと娘という設定であったらまるで良くなくて孫だからいいんだろうね。あまり遠慮がなく距離が近いから観ていて嫌な気持ちがしなかったんだと思いました。舞台挨拶で監督と古川琴音さんの掛け合いで触れていたけど、敬礼の違和感か。なるほどな。そうなってくるか。。時代か。
