ちづ

人間失格 太宰治と3人の女たちのちづのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

女性目線で見ると女性って強いなー、太宰といるとすごい女で守らなきゃってなるんだけど、一人だとすごい強い。
したたかで逞ましい。
みんな孤独だけど、太宰からもらえるもの=お金や家族、子供、一緒に死ぬって行為をきっちり貰ってる。
振り回されてるのはいったいどっちなのかなーって考えたり。


太宰目線で言うと、何かを生み出すアーティストだからこそのダメな部分が人間らしいなーって。

全部を分かってくれる人はいないから、色んな女性と一緒にいるんだろうなー。
文学への情熱を話せる愛人、ダメなとこを認めてくれる妻、一緒に溺れてくれる愛人。
きっと人を分かりたいんだろうなー、それを文学にしたい執念とか誇りを感じた。
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