4月に劇場で鑑賞、最近レンタルで再鑑賞。
福原さんが抜群にかわいいのと星空を題材に
しているのがツボです。若い美麗な天文部の
男女が夜空の下で様々な思いを語り合う。湧
き上がる感情をぶつけ合う。それだけでロマ
ンチックだし劇場のスクリーンで観て良かっ
たと思いました(^_^)
タイトルに出て来るおとめ座のスピカは春に
なると青白く輝く星で真珠星とも呼ばれてい
る。一つの星に見えて実は二つないし五つの
星から構成される連星。それぞれの星が互い
に支え合って一つの輝きを生み出すというの
も心惹かれます。たった一人では生きていく
ことが出来ない人生の様です。
春は出会いと別れの季節であり悲しみや不安、
そして希望や期待感などを心に抱えた人々を
スピカはその優しい輝きとともにそっと見守
り続けてきた訳です。
苦しい時にふと見上げた夜空、自身の悩みな
どちっぽけなものかもしれないと思わせる神
秘性を星々は宿している。
スピカといえばかつてNHKでふたつのスピカ
という素晴らしいアニメが放送されていまし
た。毎回の様に涙しながら見ていたことを思
い出した。
今作は私にとってはそれ以来のスピカとの再
会と言えるかもしれない。
春になったらまたスピカを眺めよう。
星はなんでも知っている…
