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ジョジョ・ラビットのringoのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.6
結んでもらった靴紐も、
結んであげられなかった靴紐も、
結んであげた靴紐も、
全部忘れないな。

「何をしたの?」
「できることを」

スカーレットヨハンソン演じる母親が
たまらなく良かった。素敵だった。
父親の真似をするあのシーンは宝物。
ジョジョはひたすらに可愛い。

戦争や政治のことばかりに洗脳されてしまったジョジョ。
そんなジョジョを変えていくのは、戦争や政治なんかよりももっと大切なこと知っている女性たち。

「命は神様からの贈り物
踊って生きる喜びを伝えなきゃ」


途中、号泣したシーンがある。
母は“できることを”したのだ。

ジョジョとエルサも、今日からできることをする。
まず踊るんだ。生きる喜びを伝えるために。

“全てを経験せよ 美も恐怖も
生き続けよ 絶望が最後ではない”
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