スクリーン2番

ジョジョ・ラビットのスクリーン2番のレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.6
ユダヤ人のタイカワイティティ自身がヒトラーを演じているのには驚いた。

戦争映画といえば灰色っぽい画面で土煙舞う戦場がメインというイメージがあったけど、
本作はカラフルかつポップで見やすかった。

見やすいからと言って、戦争の恐ろしさを表現する演出をおざなりにしている訳ではないし、戦争というもの自体を軽視して無駄に明るくギャグっぽく描いている訳でもない。

きちんとした戦争映画と呼べる傑作だと思うし、見たあとは少しだけ心が温かくなる。