ブラッキー

ジョジョ・ラビットのブラッキーのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.1
とても良くできた作品。

何かのジャンルで括れない。

戦争。歴史。青春。コメディ。
ロマンス。風刺。etc

パッと思いつくのは。

こんなかんじだけど。

これらの要素をうまく

織り交ぜて。

散りばめて。

それぞれのシーンに

必ず意味合いを含ませて。

中弛みすることなく

終始楽しめた。



何をテーマに。

どこに重きを置いて

描いたのだろう。

意図して始めから色々な要素を

組み込んで描いたのか。

はたまた

描いていった結果だったのか。

そこは作り手に聞いてみたい。


観た後

どう感じるかは

人によって

千差万別

分かれそうな映画。


個人的には

戦争への風刺。

それがすぐさま浮かんだ。

古きを訪ねることが好きで。

歴史に触れる機会も多く

文献をあさり

歴史、戦争映画もよく観てきた。


結局

戦争って

何のために誰のために

何と誰と

戦っているのかという


今でいうと

ウクライナとロシアね。


国民からすると

上の者に

作り上げられた正義を

勝手に振りかざされて

それが正しいと教育され、

矛盾に気づかず

もしくは矛盾に気づきながらも

何もできないよう権力に

握り潰されて。

いつもこの繰り返し。


誰も幸せになってないというね。


滑稽にさえ思えてくる。





観た日がたまたま

日本における終戦記念日

戦争の意義は別にして

御国のために命を落とした先人たちへの

敬意を持ち続け

忘れることなく生きていきたい。
ブラッキー

ブラッキー