ゆう

ジョジョ・ラビットのゆうのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.5
心に残る傑作💕これは素敵💕

ちょっと不謹慎かもしれないけど、大戦中の少年ジョジョをコメディタッチに描いている。空想の友達がへんてこヒトラーって…。

クスッてなるシーンが沢山なのに、しっかり戦争の悲しみや醜さが伝わるのは、大好きな、ライフイズビューティフルを思い出す感じ。

重い内容だけど、子供の目線で描くと何だか不思議な世界になるね。周りから造り上げられていく価値観は、本当に恐ろしい。子供まで、ユダヤ人を人と思っていない。丸メガネの少年が話すロシア人やイギリス人の恐ろしさよ。

ダンスする母のシーンで、印象的な可愛い靴だなと思ってみてたら…😭助けてくれた教官が射殺されるシーンもそうだけど、あえて見せないことで、余計に感情が込み上げてくる。

ラストは、戦争の無意味さがしっかりと伝わる反戦映画だと思った。

ジョジョのお腹に蝶が飛ぶシーンは、平和そのもので好きだー🦋
ゆう

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