荒井文助

ジョジョ・ラビットの荒井文助のレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
5.0
昨日まで信じていたものを一瞬で失った経験をした人達は、いったいどんな気持ちだったか。

昨日まで信じていたものが今日は違うと言われ、昨日まで違うと言われたものが今日は真実だと言われた人達で

信じていたがゆえに、違うことをする人に
「なんでそんなことするんだ!」
と傷つけた人もいたんでしょう。

でもそれこそが、間違えだったと言われたなら、傷つけた人にどんな顔で会ったんでしょう。

ただそんな間違ったと気付いた時に振りあげた拳をおろせるそんな強さを持ったジョジョがいい

自分のいる景色だけじゃなく、相手から見える景色を想像して知らないことを知ろうとする。そんな優しさを持ったジョジョのお母さんがいい

この状況下で二人の事を信じてくれる勇気を持ったユダヤ人の女の子がいい

この映画登場人物みんないいよね。

暗い部分もありますがこんなに優しくポップでユニークなよーきーな戦争映画ないなって。

BDも購入してこればっかり観てる時もありましたが、中毒なんだと思います😀
荒井文助

荒井文助