ジョジョ・ラビットのゆずっきーにのネタバレレビュー・内容・結末

綺麗に作られ過ぎている映画には愛着を抱きにくい。完全に私の嗜好の問題なんですが…。
どうやったって笑って泣けるストーリー、一人で観ても誰かと観ても良い作品。
プレティーンを主人公に据えた戦争映画という着眼点、イマジナリーフレンドたるヒトラー、ユダヤ人の少女との邂逅、からの意識変化と、どこを切り取っても非常にユニークかつ丁寧な秀作であることは疑いようがないのだけど、、

なんかこう、「お洒落にイケてる感じに作っときましたで👍」感がほのかに鼻につく気が、というか。ぎこちなくても荒くても心を突き刺してくれる鮮烈な何かが走らなければ好みの映画たり得ない。ひねくれ陰キャ乙と言われればそれまでだが。

広場でお母さんに会うシーケンスはとても良かった。これだけで元が取れると思う。