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ジョジョ・ラビットのtyanagisawaのネタバレレビュー・内容・結末

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ナチスに心酔する少年が、ある日自分の家で母親が匿っていたユダヤ人の少女と出会い、次第に心を通わせていくというストーリー。…と書いてしまうととても陳腐な印象だけど、個人的には非の打ち所がない映画でした。
ストーリー、演技、アートワーク、音楽、どれを取っても完璧。

カバーはポップだけどテーマはとても重く、ジョジョの可愛さ、子どもらしいひたむきさにほっこりさせられる一方で辛い出来事が起こったり成長を感じさせる場面でいちいち涙腺が緩んでしまう。
ジョジョ役の子、この時11歳ですって?演技力ヤバい(語彙

スカーレット・ヨハンソン演じる母親もめちゃくちゃ良かった…だけにあのシーンでもやはり号泣。
振れ幅で泣かせにくるよね。
ヨーキーも死んじゃうのかなと思ってたけど、生きててくれてよかった…

とはいえそこまでお涙頂戴に偏っているわけでもなく、鼻白みもせず素直に感動できたのでその辺のバランスがめちゃくちゃ良い映画だと思いました。
絶対また観る。
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