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ジョジョ・ラビットのmanaのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.6
ヒトラーが友達!今となっては珍しい価値観だけど、当時の子供達やナチ教の人たちはこのテンションが普通だったのかなーて思う、コメディだけどリアル!

ナチス映画だけどビートルズとかデヴィッドボウイの曲が使われてて、選曲からもヒトラーがヒーロー的な存在であることを示唆してるしヒトラー信者側の再現度を大事にしてる映画だった。ヒトラーであろうとヒーローを信じる気持ちは世界共通で変わらない、当たり前のことだけど新しいものを見た満足感のある映画でした。

お母さんが処刑されるシーンだけ、ジョジョ視点に切り替わるのがめちゃめちゃ印象的だった。靴しか映らない画角がジョジョの幼さを一層際立てて悲しい😢何度も出てくる靴紐のシーンにジョジョの成長を最も感じる。

信じたいものを信じることってとっても難しいね。
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