なーこ

ジョジョ・ラビットのなーこのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.1
泣くと聞いてたのでタオル地のハンカチ持って行きましたが足りませんでした。ティッシュが必要なレベルだった。

コミカルな戦争ものってあんまりなくて、レベルウィンソンが出てきたときには首を傾げたくらい。
こんなにコメディ寄らせていいんですか監督!!

少年から見た戦争って、ただ単に憧れとか遊びの延長線上みたいなもの。そんな息子に悩む母親だけど、どこかその無邪気さに救われているのは周りの人たち。私も然り。


確かにあの年齢だと誰が悪くてなにが良いのかっていうのもわからない。そんなの誰にもわからないのに、それぞれの信じるものに従っているだけ。
そんな壁が真っ白なジョジョの前に立ちはだかってるのがなんだか悲しかったなぁ。

まだ決めなくていいんだよ、一生そんなのわからないままでいて欲しい。
スカヨハの親心がすごかったですね、もう語彙力なくすくらい、泣いた。

スカヨハ作品はウディアレンとかMCUしか見てこなかったんだけど、こんな熱い演技もできるんだって。いやー、すごかった。思い出しただけでも涙が😢😢

ヒトラー役とてもコミカルで可愛いなと思ったら監督だったんですね、可愛い。
ヒトラーの友達ならではの無邪気さがとても怖かったです、一見わからないのが余計に怖い。



もうサムロックウェルに関してはありがとうとしか言えないです。
ガタカのジュードロウの再来かと思いました。
美しい。ありがとう。


この作品に関わってくれた方々にお礼を言ってまわりたいほど素敵な作品でした!
見れてよかった!!!生きててよかった!!
なーこ

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