戦時中の物語は暗くなりがちだけど、この作品はちゃんと笑える部分があって、でも楽しいだけに終わらないちょうど良いバランスになっていて良かった。
子どもたちにあんな風に思想を植え付けていったのか…と思うと怖い。でも、やり方の違いなだけで、今でもある種そうなのかもと思ってしまったり。
スカヨハの衣装がとても鮮やかで、特に靴が素敵でした！周りの人とのコントラストとしても機能していて上手いなと。パワフルな女性の役といえば、スカヨハっていうのが定着してきましたね。
サム・ロックウェルは、個人的には『スリー・ビルボード』以来なのですが、すごく良かった！彼が演じる役は、最初は嫌なやつだけど、最後にはどうしても愛しくなってしまう感じがあるんですよね。今回もやっぱり最後には愛してしまいました。
それにしても、なぜ微妙にドイツ訛りなのか…ジョジョはイギリスアクセントもあったし、別に訛りをつけなくても良いのでは…？というか、ヒトラーを演じたタイカがドイツ訛りしたかっただけ⁇
