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ジョジョ・ラビットのよのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.7
ドイツに生まれ育ち、当たり前の様にヒトラーに憧れ、戦争こそが全てなんだと信じているあの何の疑いもない透き通った目、純粋無垢なジョジョを見ていると、戦中という事を忘れ、ついついジョジョ頑張れ!という応援モードになってしまう。基本的にポップに描かれている為、微笑ましく観れるんだけど、突然周りが崩壊していく戦闘シーンはジョジョの表情と共に恐怖心を感じます。ユダヤ人への見方の変化、戦争への恐怖が芽生えた瞬間、母の愛、自分が人を愛するという事、優しさは人を救うという事、10歳の少年が経験したあらゆる感情が愛おしく思える作品でした。
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