10歳の少年の戦争
第二次世界大戦下のドイツでヒトラーを信望する10歳の男の子の戦争が描かれているが、ところどころ笑えるシーンが挟まれ決して絶望感はない。
出ているキャストのせいか、ウェス・アンダーソンのムーンライズキングダムと錯覚するくらいチャーミングな映画。
もちろん戦時下なので悲しいシーンや残酷な描写も見られるが、そこまで多くないので戦争下の世界の勉強がてら女性や子供が観てもよいと思う。
ラストシーンは個人的には今年ナンバーワンの出来。
戦時下なので相応しいのか微妙だが、さわやかなハッピーエンドだった。